FC2ブログ
0312345678910111213141516171819202122232425262728293005

date :2009年04月01日

厚生労働省のぺテン・・・なにが「モデル事業で検証」やねんっ!!

昨夜の介護保険対策委員会で、
今日からはじまる「新要介護認定」について議論。

k部さんから、
厚生労働省がいっている「モデル事業」が、
たった25人の調査員の86件のデータしかないこと、
そして今回の新要介護認定とちがう指標で実施されていて、
「モデル」にもなんにもなっていないことが報告された。

以下は、K部さんブログから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

要介護認定調査マニュアル「検証」のイカサマ

要介護認定の改悪について、厚生労働省は「市町村のモデル事業や研究などさまざまな検証の結果によると、一概に要介護度が低く判定されるものではありません」(厚生労働省のパンフレット3月24日付け介護保険最新情報Vol.70)と言い切っている。

認定調査項目の再編と一次判定ソフト変更はたしかに昨年市町村モデル事業をやった。
しかし、認定調査マニュアルの見直し(調査員テキストの全面改編)については、モデル事業はない。これでの厚生労働省の資料では、たった86件の調査結果があるという。

そこで、遂に入手した。その調査報告書。

社団法人病院管理研究協会というところが、平成20年3月に作成した報告書で、207頁もある。
 
全部ざっと目を通してみた。

まず、この団体、この前年度(平成18年度事業)で、「臨床現場の問題を鑑み、意見を取り入れることによって『認定調査員指導者マニュアル』(以下「新マニュアル」と略す)を作成した。」とある。

報告書には、その内容が記載されているが、今回の認定調査員テキスト2009のベースとなるものである。

「能力勘案」「生活に支障」などの要素を排除し、「実際にやってもらい、調査者が調査時に確認することを原則とした」。選択基準の評価軸を「介助の程度」「能力」「有無及び頻度」としていることなどは今回の改定テキストとほぼ同じである。

「事業実施予定期間」だけは「平成19年4月1日~平成20年3月31日」とある。なんとまる一年やったのか? どこで調査したかも記載されていない。

対象となった認定調査員はたった25人である。
これもどこの自治体なのか県名すらわからない。

調査対象者は86件。

これが、全国的制度を改定するための唯一の検証事業とははなはだお粗末である。

さらに問題は、その中味である。

まず、調査項目の定義が、この検証事業で使われたマニュアルと、今回の「認定調査員テキス2009」で大きく異なっているところがたくさんある

たとえば「排便」「排尿」。

現行テキストでは、トイレまでの移動やポータブルトイレへの移乗の介助も含む のだが、改定テキストでは、これを除外している。
この検証事業では、現行テキストと同じく、トイレ等までの移動・移乗の介助を含んだままで調査している。
排泄後の「後始末」に、現行テキストでは、ポータブルトイレ・便器等の掃除も含む のだが、改定テキストでは、「排便直後」以外は除外している。
検証事業では除外していない。

このように、改定テキストでは、この検証事業時点でのマニュアルと明らかに調査項目の定義が厳しくなっている。

「座位保持」では、現行テキストでは「10分間程度」だが、改定テキストでは、「1分間程度」になっている。
この検証事業では、現行テキストと同じく、10分間程度のままである。調査結果の比較では「87.2%が同じ」としているが、同じ10分程度で比較すれば当然である。

個別の調査項目だけでない。

たとえばこの検証事業でのマニュアルでは、
「介助の程度で評価する調査項目」を、過去1週間の状況において「最も手間が必要な状況で選択する」

「能力で評価する項目」で、実際に行ってもらえなかったときは、過去1週間の状況において「最も能力の低下した 状況で選択する」

「有無及び頻度で評価する項目」も、「一定期間(調査日より概ね過去1週間、14日間、1ヶ月間)の状況において最も能力の程度が低下した状況 で選択する」としていた。

ところが、改定テキストではすべて「一定期間(調査日より概ね過去1週間)の状況において、より頻回に見られる状況や日頃の状況で選択する」となっている。

検証事業で用いたマニュアルより、改定テキストの方が、細部の定義においても選択基準においても厳しいのである。

これでは、この検証事業なるものは、今年4月からの認定調査方法を検証したものとは到底言えない。

まるでイカサマである。

しかも、このような検証事業においても、新マニュアルでも一次判定結果は、現行と比べて「軽度に判定」が25.6%に対し、「重度に判定」は12.8%と半分なのである。

これで、どうして「一概に低く判定されるのもでありません」と言えるのであろうか。

国民を愚弄するにもほどがある。
スポンサーサイト



ともだちはいいよね2

昨夜は「緊急拡大介護保険対策委員会」。

4月1日からの「新要介護認定」についての今後の運動方針議論をするために、
大阪社保協の介護保険運動の牽引車のK部さんの強い要請があり、
緊急に開催した。

その内容はまた報告するとして、
昨日は緊急にもかかわらず、9人が参加。

この介護保険対策委員会はどんどん参加者が増えていて
いつのまにか毎回10人前後の参加になっている。
位置づけは大阪社保協の介護保険問題でのブレーンというか、
ここで議論したことを大阪社保協全体の運動として具体化していっている。

メンバーは
自治体介護保険担当者、ケアマネジャー、ヘルパー、特別養護老人ホーム施設長、
高齢者施設事務長、医療関係団体事務局、研究団体事務局、
そして私。

介護現場の人が多いので、議論していてもリアルだし、
いま、どんなことを現場の人が求めているのか、ということもよくわかる。

大阪社保協の介護保険の運動がどこよりも活発なのは、
この介護保険対策委員会があるから。

そして、メンバーはとても仲がいい。
昨日も会議参加者全員がその後の晩御飯会に参加。

みんないい笑顔でしょ。

20090401071655.jpg

これまで二度、忘年会旅行にいってるし、
またいかなきゃね。

仲良きことはうれしきこと・・・です。

毎日新聞の無保険の高校生調査

今日から4月。

15歳以下の子どもには無条件で国民健康保険証が発行される
「改正国保法」が施行される。

問題は子どもたちの手元にきちんととどいているかどうか。
その検証は私たちがきちんとしないといけない。

毎日新聞が現時点での全国全自治体調査をしていて、
第一弾として「無保険の高校生調査」を報道。

もともと野党三党が提出した「国保法改正法案」は18歳の子どもまでだったが、
与党とのすりあわせの際に15歳に引き下げられた。

でも、本来18歳にすべきだ。
高校生たちの困窮は深刻だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<無保険「高校生」>改正法の救済対象外4千人超 全国調査
4月1日2時30分配信 毎日新聞


 親の国民健康保険(国保)の保険料滞納で「無保険」に陥った義務教育以下の子を救済する改正国保法が、1日施行される。今後は、高校生を含む中学卒業後から18歳までの救済が課題となるが、この無保険の高校生世代の人数が、少なくとも全国330自治体で4367人に上ることが、毎日新聞の全国調査でわかった。無保険で医療費の全額負担が必要となったため受診を見送り、病気が重症化する高校生が出ることなどへの懸念から、14%の自治体が独自救済に乗り出したことも判明した。

 全国調査は、1792の全自治体(国保関連の広域連合を含む)を対象に実施し、1103市区町村から回答を得た(回答率61.6%)。

 高校生世代の無保険の子が最多だったのは札幌市の480人。市は昨年12月、18歳未満へ保険証を交付し、独自に救済した。「世帯の状況に関係なく子どもの医療を保障するのが目的。納付率低下には結びついていない」という。一方、2番目に多かった228人の福岡市は「今のところ、(義務教育を超えて)年齢を引き上げる予定はない」。

 高校生世代への独自救済策が「ある」と回答した自治体は155で回答中14%だった。大分県日田市は「子どもは病気に抵抗力が弱く、病気による集団感染の可能性もある」と通常より短期の保険証を交付。千葉県市川市は「子育て支援の観点から」とした。児童福祉法の対象年齢が「18歳未満」であることを、独自策の根拠とする所も多かった。

 改正国保法に基づく義務教育以下の救済時期では、3月までに先行実施済みが319自治体(29%)で、4月から実施が614自治体(56%)。5月以後にずれ込むのが9自治体(1%)あった。交付方法は、郵送が全体の半数を占めた。

 3月までの義務教育以下の無保険の子の人数は、回答のあった1103自治体で2万3747人だった。同じ自治体で、昨年9月の厚生労働省調査(全国で計3万3000人超)時点の人数と比べると、14%減だった。改正国保法施行を前に、各自治体が親に保険料納付の働きかけを強化し、国保料滞納も改善に進んだとみられる。【竹島一登、青木絵美】

◆高校生世代・無保険の子の地域別人数

北海道 624人

東北  456人

関東  857人

北信越 246人

中部  323人

近畿  398人

中国  267人

四国  254人

九州  942人

---------

合計 4367人

 (毎日新聞調べ)

プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー&アーカイブ(Tree)

03 | 2009/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

+ アーカイブ
 

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク