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date :2009年07月27日

全部市政の失敗が原因でしょ

午前中は泉佐野市役所に。

ここはいつも冒頭
「うちはもう少しで夕張になりますから」と。

まあ殺し文句みたいなもんですね。

だからすべて出来ないと。
いまは我慢の時だと。

確かに
2007年度連結実質収支比率(一般会計と特別会計を連結決算にして標準財政規模で除した率)は39.3%で府内最悪。

原因は
市民病院会計の赤字27億と
宅地造成事業会計赤字70億。

病院の赤字は市の責任というより国の医療政策のせい。

宅地造成事業会計の赤字はまさしく関空絡みの失策。

沈みゆく関空と一蓮托生で泉佐野市が財政再建団体の一歩手前という状況なのだ。

でもこれって市民が悪いの?

関空でバラ色の設計図を勝手に描いて踊らされて
どう考えてもあんなに大阪の中心部から離れたところに世界の大企業があつまるだろうか?

ゲートタワーからりんくうを眺めたけれど
原っぱがいっぱいでまさに夢のあと…。
しかし
そんな自治体に未来はあるのだろうか?
少なくとも若い人たちは決ませんね。

乳幼児医療助成も3歳まで
妊婦検診も最低ランクの自治体に

あなた
引っ越してきますか?
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無理やり制度に合わせるのでなく人に制度合わせる視点を

昨日は一日中、京都立命館大学で日本母親大会。
私は分科会「あったかい介護がほしい」の助言者。

8時半には会場に入り、
司会の大阪母親大会連絡会U田会長と婦人民主クラブI黒副会長と
運営について打ち合わせ。
しっかりと学び意見交流ができる分科会にしましょうと意思統一。

130人ほどが座れる大きな教室。
日本母親大会では今回はじめて介護単独での分科会を設定されたとのこと。

「関心すごいあるからね、多分会場いっぱいになるよ」とU田さん。


そして分科会会場の10時には、本当に会場がいっぱいになった。

まず私から基調報告というのか介護保険についての話。

介護保険導入の目的と9年の総括。
そして4月からの新しい要介護認定の仕組みと問題点。
介護保険料や新しい介護報酬などには触れず、それでも40分。

レジュメは12ページ。

事務局からの指定は2ページだったが、
介護保険学習で2ページのレジュメは絶対に無理だと抗議し譲らなかったので、
こちらの要望が通った。

正解だった。

様々な言葉や数字を耳だけで理解することはできない。
目で見て理解できる。
40分という短時間の学習だからこそしっかりとしたレジュメがいる。

その後、私の講義への質問がたくさんでた後、意見交流。

最終的にら26人の方から発言があった。

介護というのは、介護状態に陥ると当事者や家族は大変な困難にぶち当たる。
しかし要介護認定を受けているのは15%ほど。
後の85%は介護保険料取られているだけ。
だから大方の人には介護の苦労はわからない。

さらに、介護の現場ではサービスを受ける側とサービスを供給する側がある。

そしてサービスを供給側には経営者と介護従事者がおり
介護従事者には職種としては
ケアマネジャー、ヘルパー、介護福祉士、看護師、作業療法士、理学療法士などがいる。

これらの分野の人々が敵対した発言をすることが往々にしてある。

昨日の分科会にも全国から集まった130人もの参加があったのだが、
様々な立場の方々がおられたようだ。

ある2人のヘルパーがこんな発言をした。

「利用者のご夫妻は夫が身体障害ではいつくばりながら認知症の妻を介護している。
ご自身は要介護2。
一度要介護1に下がったときに不服審査請求までして要介護2にもどった。
妻は認知症だが調査の際にはじっとしろと命じ要介護5を取っている。」

「障害者の利用者だが生活保護なのでサービスを目一杯使っている。」

と。

いずれも「そんな利用はずるい」というニュアンスだった。

私はこう話した。

「なぜそのご夫妻が
必死になって高い要介護認定がほしいのかを考えてみましょう。
その方がたが自宅で2人で生活していくためのサービスを維持するためには、
その介護度が必要なのではないでしょうか。
認定そのものが全く合理性がないのだから、
制度に無理やり合わせるとそう思ってしまいますね。

生活保護を受けているから限度額いっぱい受けるのはどうか
というのはおかしいですね。

どんな方でも限度額いっぱい使いたい。
でも利用料負担が重いから使えないんです。

介護保険制度そのものが悪いのであって障害者の方が悪いのではありません。

介護保険法の第一条には
尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、
必要な保健医療サービス及び福祉サービスにかかる給付を行う、
と書かれています。

その方の尊厳ある生活は制度にあわせたり他者が決めることではありません。

その人なりのプライドを持った生活は100人いれば100通りあります。
それを支援するのが介護保険サービスだと法にかかれています。

いまの事態は制度そのものが貧しいからそういうことがおきるんです。
悪いのは人ではなく制度です。

制度に無理やり人間をあわせるのではなく
人間に、その方の尊厳ある生き方に標準をあわせ、
いま何ができるか、できないのはなぜなのか、
考えていきましょう。


そして制度がだめなんだから、みんなで変えていくしかありません」

一瞬静かになり、拍手がおきた。

これは
私たち大阪社保協やよりよい介護をめざすケアマネジャーの会の学習会では
繰り返し繰り返し強調してきたことだ。

しかし、はじめて聞いた人がほとんどで、
その後の何人もの発言者が

「目から鱗」

「そんな風に考えてみたことがなかった」

「自分がいままで求めていたサービスはわがままではないんですね」

「仕事に汲々として利用者さんのこと考えてもみませんでした」

と。

そして、休憩時間にもたくさんの方が私に話にこらえた。

休憩後もたくさんの声がだされた。
本当にすべてが切実で深刻で貴重な声だった。

私は最後にこうまとめた。

「いまのこうした事態を乗り越えていくためには、
学習と連帯と運動しかありません。
様々な立場を乗り越えて一緒に動いていくことが必要です。

介護保険料だけ支払っている方には介護現場がどうなっているか、
自分たちの介護保険料がどう使われているのか知ってもらいましょう。

利用者の方の思い、しんどさ、
事業者の悩み、ケアマネジャーヘルパーのつらさを
理解しあえる学習会や懇談をしあい
いい介護をすればするほど報酬があがる仕組みを作りましょう。

介護保険から逃げず、
どっぷりとつかりながら、
地域で、
ご一緒にうごいていきましょう」

と。


たくさんの方が「ケアマネ白書」を買ってくださったようで
初めてサインというものも経験しました。


本当に勉強になりました。

プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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