FC2ブログ
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

date :2010年08月18日

国保の鬼ですから・・・

実は、昨日も今日もお休みをとっていたのですが、
結局どっちも事務所で仕事をしてました。
まあ、いつもよりゆっくり起きて
ゆっくり家事してから昼前にでたんですけどね。

っで、今日は午後から国保の鬼になりました。

私は、大阪の市町村国保のことならすべて手のひらに載っています。
どこの市町村国保がどういう状態なのか、
全部わかっています。

でも、
全国市町村国保会計がどうなっているのかがわからない。

国保広域化とたたうためには、
全国の国保を手のひらにのせなければならない・・・・

ずっとそう思っていたので、
今日は一応休みなので・・こころおきなく国保データ作成をしようと決意。

まず全国国保連合会にTelして、

「全国市町村の国保会計収支が知りたいのですが、
 そういうデータはどうしたら入手できるでしょうか」と相談をしたら

電話にでてこられた方がとても親切な方で
丁寧に厚生労働省のデータについて教えてくれました。

そして、このデータを加工して加工して加工して・・・
全国市町村の平成20年度の国保会計のほぼ全容がわかりました。

うーんそうだったのか。

そして以下のことがはっきりしました。

□前年度繰上充用金が全国で1713億円。

累積赤字は会計上わからないのですが、
国保会計は前年度赤字をそのまま繰上充用金として計上するので、
この金額が平成19年度の累積赤字とみていいのではないでしょうか。

□単年度収支

黒字自治体が多いので驚きでした。赤字を計上しているのは、
都道府県単位でみると赤字は
北海道、神奈川県、石川県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、福岡県、
佐賀県、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県ですが、
大阪府の赤字は群を抜いて巨額です。

しかし、東京などでなぜ赤字がないんかな・・・という疑問は、
次の一般会計独自繰入額で判明しました。

□ 一般会計独自繰入額・・特に東京都は驚きの金額でした。

東京都1100億円、神奈川県421億円、埼玉県338億円、大阪府297億円、
愛知県230億円、千葉県199億円、北海道169億円、福岡県137億円・・・・

これは都道府県が繰り入れているのではなく、
市町村が繰り入れている金額を都道府県単位でみています。

これは大阪だけは突出しているわけではないんですね。

今、現在、全国の市町村がこれだけがんばって一般会計から繰り入れて
住民を守っていると言えるでしょう。

東京や首都圏は広域化の危機感があまりないみたいですが、
もし、広域化されたら、大変なことになります。

この内容についてはfax通信に掲載
データも大阪社保協ホームページにアップしています。
スポンサーサイト



抽象的な話をするのはやめよう

今、自治体キャラバン行動で大阪府内市町村と懇談をしているのだけれど、

ずっとまわっていて、

当局・自治体担当者の方にも、
そして参加者の方にもいいたいのは、

抽象的な話をするのはやめよう、

ということ。

こういう自治体との交渉や懇談で、
一方的に自分の思うをとうとうと述べたり、
物事の説明をしている人がいるけれど、
限られた時間の中で、どうかと、いつも思っている。

私は、今回の自治体キャラバン行動の位置づけをこうしている。
これは、参加者や当局に渡す資料集の第1ページに明記している。

大阪社保協自治体キャラバン行動は
「交渉」ではなく「懇談」「意見交換」です。
これは各市町村で起きている問題点を
客観的なデータとそして実際に起きている事例に基づき、
私たち住民と行政が同じテーブルで
問題解決のための話し合いをする場であるということです。


そのために
事前に膨大なアンケートも事前にいただき、
入力し、資料集にしている。
要望書も事前にメールでいただいている。

この数字と文字には、その自治体の実態と考え方が明確に表されている。

そして、具体的な事例があれば
さらにその自治体の回答が正しいかそうでないかがわかるし、
実際に自治体がおこなっている行政の誤りを指摘することもできる。


具体的にいえばこういうこと。

先日13日の茨木市キャラバンで、
国民健康保険のやりとりをしていた時のこと。

茨木市の国保行政は、滞納者に対して非常に厳しい。
滞納がちょっとでもあれば短期保険証をバンバン発行するし、
資格証明書もバンバン発行する。
滞納者への
こうした医療へのアクセスを途絶えさせる
短期保険証と資格証明書の発行率を制裁率と私は言っているが、
その率は大阪府内でも非常に高く62%。
さらに滞納者に対する差し押さえもしている。

こうした厳しい制裁をなぜするのかという質問に対して
国保担当課はこういった。

「滞納者には払いたくても払えない人と
 払えるのに払わない人と二種類いる。
 滞納者の半分は若年単身者。
 一生懸命払っている市民が沢山いるのに、
 医療をどうせ使わないから払わなくても大丈夫だと
 そう思わせるわけにはいかない」

しかし、その言葉をきいて私は担当者にこう言った。

「その滞納している若年単身者の所得データはあるんですか?
その人たちがこれだけ所得が高いのに滞納するのは
 払えるのに払わないという悪質な人たちなんだ、
 というのならわかりますが、
 根拠データもなく一方的に決めつけるのは納得できません。
 滞納者の所得データをだしてもらえますか。
 しかし、今の経済状況下で、
 若年単身者で所得の高い人が国保に加入しているとは考えられないですが。」

担当者はここで回答不能となった。
滞納者の所得データがないからだ。
根拠なき決めつけは意味がないし、理不尽だ。


さらに介護保険のところで、
茨木市の要介護認定者の4人に1人がサービスの未利用者であるという理由を問うたところ、

「とりあえず認定だけうけてみようという方もおられるし
 住宅改修だけ使う方もおられる」

と担当者が回答するので、

「そういう方たちは何人おられて、
 全体の中の何パーセントなのか、
 多いのか、少ないのか、どうなのですか?」

と聞くと、答えられなかった。
当然でしょう。調査をしていないのだから。
そして、未利用者調査をするよう求めたところ、

「第五期計画策定のための利用者調査に盛りこむことを検討する」
との回答だった。

抽象的な話はやめようというのはこういうことだ。
ぼんやりとした話をしていても仕方がない。

すべてに裏付け、根拠があるはずだから、
当局の回答の根拠をきっちりと押さえていく。
そして問題がはっきりしたら、
その問題解決をどうしていくのかまで一緒に考え、
そしてするかどうかを最後まで監視していく。

それが私たち大阪社保協の自治体キャラバン行動だ。



プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー&アーカイブ(Tree)

07 | 2010/08 | 09
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

+ アーカイブ
 

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク