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date :2017年12月

さくらさんからのフィンランド通信Vol.5が届きました

フィンランド留学中のさくらさんからフィンランド通信が届きました。
今回は長いです。そして、いままでと違って自分自身のことを書いています。
これまでの自分をフィンランドで見つめなおしているようです。
彼女もまた「認められる自分」「頑張っている自分」「優等生」であるために21年間頑張ってきたのですね。
今回の留学もその延長線上であったようです。
そして、フィンランドで円形脱毛症になるくらい悩んだんですね。それを正直に書いています。



私はいま「自己肯定感」について考えています。
「どんな自分、欠点だらけの自分であってもいい」「そんな自分でいい」「そんな自分がなんか好き」みたいな感じですね。

私はさくらさんに「頑張ろうが頑張るまいが、私はさくらさんが大好きだよ」と伝えました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


フィンランド通信 Vo.5

ご無沙汰しています。フィンランド留学中のさくらです。
12月は頭に授業が終わり長い長い冬休みに入ったので、闇のフィンランドから脱出して日の当たるイタリアなどのヨーロッパの国を旅行してきました。

留学生活も半分を終えようとしています。
今回のフィンランド通信は少し長くなってしまいますが私自身のことを書かせてください。

私は小学2年生の頃、どうしても学校に馴染めず不登校になりました。
それから中学入学までフリースクールに通い、社会のアウトサイダーとして小学生生活を過ごしました。中学に入学しても、学校はどうしても息苦しく、勉強もついて行けずしんどい思い出がたっぷりの中学生活。高校は私の地区でも学力は下から1.2位を争う高校に入学。いろいろと思春期の闇を見ました(笑)

私は小学2年生から、社会の落ちこぼれでした。
乏しい学力も、学歴も、不登校というバックグラウンドも私にとって残念なレッテルでした。

そんな私が、尊敬する高校の部活の顧問から「あんたはこんなとこで止まってたらあかんよ。上に行き。」と言われ大学受験を決意し、猛勉強してなんとか滑り込んだ中堅私立大学。

母子家庭で当時からお金がなかったのにも関わらず、月6.5万円の奨学金を借りる予定で入学しました。しかし大学に入学した瞬間、家計を支えていた母が体調を崩し収入がなくなり、生活保護を受けることになりました。大学も退学するつもりで学生部に行くと、担当の方に「OO財団の奨学金に合格すると月4万円の補助が卒業まで受けられるよ。どっちみち今やめても前期の学費は返ってこない。採用枠は学年に一人だけど試験を受けるだけうけてから退学を考えてみないか。」と声をかけて頂きました。大変幸運なことに採用を受け、月の貸与の奨学金も11万5千円まで増額しなんとか大学を続けることが出来ました。

月11万5千の借金に見合うだけの勉強をしているね、と周りに言って欲しくて必死で勉強しました。
月4万円の奨学金に見合うだけの人間でいたくて、ボランティア、教育寮の班長、必死で学業以外にもできることを探しました。

莫大なお金がかかると分かっていながらも、どうしてもどうしても諦められなかった留学。
学校をはじめ、誰かからのサポートが必要でした。
だからまた、無償でサポートして欲しくて沢山勉強しました。大学に申請する特別奨学金の書類にも“自分が苦しんだ学費で苦しむ若者を無くしたい。だから福祉の整ったフィンランドに行きたい。”と書きました。友人にも、親戚にもそう言って来ました。

その想いに嘘はありません。でも、
いつの間にか“誰かからサポートを受けられる人間になる“ことが自分のなかで一番になっていました。

そして、ほんとうに叶ってしまった夢の海外留学。
飛行機を降りた瞬間、本能で感じました。

“やばい。やってしまった。”

始まった現地での大学生活もかなりしんどいものでした。
聞き取れない授業。入れない友達の会話。いざ現地で福祉の勉強をしようと思っても福祉の授業はほとんどなく、正直、教育も福祉にもいまいち興味が持てない自分。

あれだけ勉強したいと周囲に言ってきたのに。
大学に提出した書類に、日本の社会を変えると宣言してきたのに。
自分も自分の道を信じて来たはずでした。

日本に居た頃の私は優等生でした。
大学の成績だっていい方でした
勉強する姿を、周りの大人は褒めてくれました。
友達に私はいつもまじめだと言われてきました。

真面目な自分。奨学金を勝ち取る自分。
どこかで、自分はすごいと思っていました。

でも、フィンランドに居たのは何も出来ない自分でした。
誰よりも落ちこぼれの自分でした。

すごいのは、赤の他人に無償でサポートを与える力のある財団なのに。力のある大人たちなのに。

そんなことにも気付けず、ピノキオの様に鼻を伸ばしていた自分が恥ずかしくてたまりませんでした。何を学びたいのかすら見失った自分が情けなくてたまりませんでした。

そこからはすごいホームシックで、
過食が収まらず体重は増え、毎晩夢をみて、夜中に何度も目が覚める日々でした。
毎日毎日、泣いていました。

そんなある日、お風呂のあと頭をといていると

なんと、なんと、、
ハゲているではありませんか!!!!!!!!!!!!(おそらく円形脱毛症)(しかも二個)(笑)

若干二十歳にして、((祝))ハゲデビューです。

ショックで物凄く泣いて、

そしてなぜか、ミサイルが打ち上げられるように急上昇しホームシックを脱出。
人生、本当に何が起こるかわかりません。

禿げたことで、“ああ、自分はこんなにもがいていたのか。背伸びをして頑張っていたのか。巨勢を張っていたのか。”とダメな自分を素直に受け止めることが出来ました。
そして、素直にこの奇跡のような日々を楽しもうと思えました。

誰かのサポートを受けることは決して悪いことではありません。
素直にSOSを出すことはすごく力のいることです。
一人で全て抱え込む必要はありません。寺内さんの様に、無償で愛を下さる素晴らしい方もいます。信頼できる人は、全力で頼っていいと思います。

だけど、“力のある大人にサポートしてもらえる人間であること”を人生の目標にしないでください。
力のある大人に認められるか、そうでないかを人生の判断基準にしないでください。
そこを基準にし続けていると、いつのまにか本当に自分が大切にしている事を見失ってしまう気がします。自分を偽ってしまう気がします。

貧困はとても辛く、虚しく、惨めです。
すぐに私たちの視野を濁らせ、思考を悲しい方向に持って行きます。
だからこそ、どうか自分を見失わないでください。まずは、自分を信じてあげてください。
あなたがどう生きたいか、ということを置き去りにしないでください。

私の尊敬する言葉に、スティーヴ・ジョブズの言葉があります。
And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.
そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことである。あなたの心や直感は、あなたが本当はどうなりたいのかをもう知っているはずだ。ほかの全てのことは二の次である。

私も今では、まずは一番になりたい自分を探して行きたいと思います。
それと、離れて分かる家族の温かさ。
母は本当に偉大です。

孤独になってからこそ知った、
人の温かさ。人と触れ合う大切さ。

お金がないと何も出来ない世の中だけど、
実はお金をかけて手に入るものは大したことないのかもしれません。

そんな事に気付いてしまった私は、
人と人との繋がりや、コミュニケーションに興味が沸いて来学期はそっちを中心に勉強していきたいと考えています。

友達との関係も少しずつ深くなってきて、
生活にもなれてフィンランドでゆっくりと生きています。

春からは大学4年生。
5月に帰国予定の私はこっちで留学と就活を両立する日々が始まります。

前期は沢山迷ったし、就活とも時期が被って苦労するだろうけれど、
ダメな自分にちゃんと向き合えて本当によかった。社会にでる前に、自分のちっささに気付けてよかった。それだけでも留学にこれて本当によかった、と強く思います。

寺内さんを始め、サポートしてくださった方々、せっかく助けていただいたのにこんな私でごめんなさい。
でも留学前の何百倍も、この留学がどれほどの助けを受けなっているか感じています。
どれだけ温かくて、ありがたいか、まるで奇跡だと思っています。

この場をお借りして、お礼を言わせてください。
どんな形になるかは分からないけれど、いつか社会に貢献するという形でお返ししたいです。

今は、社会をもっと笑顔にする形の社会貢献がしたいと考えています。
(そんな感じの就職をしたいです、、、)

とっても長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました!
とりあえず、留学生活後半もがんばります!!(笑)

Warmest thoughts for Chrismas and a Happy New Year.
24.12.2017.Sakura
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シンママ大阪応援団は「シングルマザーはじめ女性たちと子どもたちの今の暮らしと希望ある未来を破壊する生活保護基準の大幅引き下げに強く抗議する緊急声明」を発表しました

                                                                2017年12月12日

シングルマザーはじめ女性たちと子どもたちの今の暮らしと希望ある未来を破壊する生活保護基準の大幅引き下げに強く抗議する緊急声明

シンママ大阪応援団


私たちシンママ大阪応援団は、大阪を拠点としてシングルマザーを中心に女性や子どもの支援活動をおこなっています。

2015年5月の立ち上げからこれまでに、のべ70人の相談に乗り、毎月40世帯に食料品を中心とした生活物資の送付を行っています。また、生活の立て直しのために生活保護の申請に同行することもあります。生活に困窮する女性たちを支援する立場として、政府が進めつつある生活扶助基準・母子加算の引き下げに対して懸念を感じるとともに、強く反対いたします。

2013年度の見直しで生活扶助が3年間で6.5%引き下げられた事に対して全国の生活保護利用者が不当だとして訴訟を起こしている状況の中で、厚生労働省は、2018年度から生活保護費の生活扶助と母子加算の引き下げを実施する方向性を示しました。生活扶助基準は最大で1割の引き下げ、母子加算は子ども1人の場合現在の平均月2万1千円から1万7千円に下がるというものです。特に中学生のいる世帯での引き下げが大きくなっています。「母子加算」に関しては、子どもにかかる費用というよりは、ひとり親で子育てをすることに対しての「加算」であるにも関わらず、親が二人いる世帯と「固定的経費の割合は変わらない」という発想は、大人1人で子どもを育てるという困難さを全く無視したものになります。

生活保護の捕捉率は10〜20%と言われていますが、それを裏付けるように、シンママ大阪応援団にSOSメールをくれるシングルマザーたちは生活保護基準以下の生活を余儀なくされ、このままでは生存すら危うい状況の人も少なくありません。生活保護を利用していないということをもって健康で文化的な生活が送れているとは到底言えない状況において、そのような人たちと比較して生活保護基準を引き下げる根拠とするのは、どこまでも生活保護基準を下げ続けることにしかなりません。

本来救貧制度であるはずの生活保護を利用しても、健康で文化的な生活を送ることができず、母子家庭の生活は非常に厳しい状況です。この提案を知った生活保護を利用中のシングルマザーたちは次のように訴えます。

「わたしたちは無駄使いなんて本当にしていません。保護費でまかなえない部分は毎日節約して一生懸命子どもの将来を考えてやりくりしています。りんご2つ買いたいところを1つにして、子ども2人に半分ずつ食べさせて、親は食べません。子どもの将来のために節約の日々。子どもにも我慢させています。そんな家庭状況を知らないで数字だけ見ていたら支出費が下がっているように見えるでしょう。我が家は2年半後のダブル進学(我が家は中学校、高校)に向けてもう今から貯めておかないと間に合いません。寸前で貯められるお金ではありません。だから、生活費を切り詰めます。そこをわかってもらいたいです」

「生活保護の子は、入学式に制服が間に合わなくても、七五三のお祝いをしなくても、クリスマスのプレゼントが駄菓子でも、大学に行けなくても、パソコンの勉強をせずに大人になっても、体が育てば充分という事なのでしょうか」

「一番お金がかかる大学生の子どもがいるのに、世帯分離され、わずかばかりの一人分の保護費…これで生活などできるわけがありません。シンママ大阪応援団からサポートがなければどうなっていたかと思います」

「生活保護基準を引き下げようとしている人達の考える『健康で文化的な生活』を聞いてみたい。生保受給者はただ生きているだけで良いのでしょうか。頂き物か半額シールのオンパレードでしか空腹を満たしてやれない私はダメな親かもしれませんが、負の連鎖を防ぎたいから、子供に明るい未来を夢見て欲しいから、お腹いっぱいにしてあげたい……その気持ちは受給者もそうでない人も同じです。今、健康で働けている人も、もし何かが起きれば最後に頼るのは生活保護しかありません。何故その最後の砦を小さく儚いものにしようとするのか、悲しくてなりません」

「この問題に強く憤りを感じています。 生活扶助の基準をなぜ、中流家庭ではなく、低所得者層に合わせるのかが、疑問です。 低所得者層も生活保護層も、限界まで切り詰めて、シンママ応援団のような、民間の方に助けられて、やっと生きていけているのに。 行政は決して、助けてくれないのに。物価や光熱費の上昇や、消費税増税など、現実問題を考慮した生活基準を保障してもらいたいです。生活扶助や母子加算が減額されると、義務教育の学校ですら、通い続けるのが難しくなります。制服や体操服、靴をはじめ、学校の指定用品は高額なものが多すぎます。国の救済制度であるべきものに、母子共に殺されそうで、暗い未来しか見えません」

「私は、35歳の時に私立の高校生を筆頭に、犯罪被害に遭い心を病んでしまった子どもと発達障害のある子の3人の子どもをひとりでそだてる事になり、貧困生活から抜けるために看護士になろうと半年間、夜のバイトをやめて夜中に勉強しました。けれど、それ以上バイトを減らすと家賃も払えなくなるので無理でした。結局、私の学力では看護学校に合格せず、50歳の今も時給の安いパートで暮らしています。生活保護に繋がって、やっと、贅沢はできなくても安心して仕事を休んで子どもを病院に連れていったりが出来るようになりました。貧困の連鎖を断ち切るため、子どもには勉強をさせてやりたい。子どもの障害の程度では障害年金は認められません。できないことが多いからこそ、子どもが出来ることで生きて行けるようにしてあげたいと思っても、生活保護を切り詰めなければ学校の受験料の二万円さえありません。生活保護の引き下げは、私の、そして子どもの人生にまたもや不安と絶望をもたらしました。引き下げの話を聞いてから、私までパニック症状が再発しています」

「保護開始時、国が神さまに見えました。『ようやく安心して子ども達を食べさせていける。私も生活の立て直しができたら、精神的に安定できるだろう。これからはしっかり働いて子ども達と楽しく生きていくんだ』こんな夢を見させてもらえました。全ては生活の安定感があるからこそ思えることです。それがあれば働く意欲、子どもを育てる力となります。助けてもらった国にこんな私でもお返しができるんだ。そう思いがんばっています。今回の減額はその思いや意思を低下させるものでがっかりしました。誰が幸せになれる案なの?それが全く見えてこなかった。減額されても物価はあがり、義務教育以降の教育費は高いまま。どうする?と考えた答えは、また限界ギリギリの節約です。子どものことを思えば周囲から母親の私が非難されるような節約です。例えば、光熱費を削るために真冬でも設定温度を下げ、シャワーは使わず浴槽のお湯を使います。さいごはお湯がなくなっています。上がるとき子ども達は「寒い」と言いながら体を拭いています。冬の光熱費で1番高いガス代を下げるためで、これは実際我が家がとっている節約方法です。こんな生活をしていることを知っていただきたい。そこまで私たちは追い詰められているんです。なぜかというと、私たち母親は負の連鎖を断ち切りたいからです。子ども達には夢をもって将来仕事に就いて、こんどは私たちのような困窮している誰かを助けられる心身ともに力強い大人になってもらいたい。その為には、お金が必要です。どうか、これ以上苦しい思いをさせないでください。」

消費税も増税され、生活保護利用者、低所得者の生活は苦しくなる一方です。必要なのは引き下げではなく生活困難な全ての人々への支援を手厚くしていくこと、1日8時間働けば人間らしい生活ができるように最低賃金を引き上げることではないでしょうか。既に憲法が保障する「健康で文化的な生活」を維持することが困難な状況の中で、生活保護利用者をさらに追い詰め、市民生活全般の底下げをもたらす生活保護基準の引き下げは断じて容認できず、強く抗議します。

プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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