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介護現場からの声

昨日の私からのお願いに応えて
大阪の特別養護老人ホームの施設長からメールがありましたので以下紹介します。

介護も医療も福祉も
人です。人の手が必要です。
どんなに機械・設備が完備されていたとしても
それを動かす手がなければどうしようもありません。 

現場からの声、
osakasha@poppy.ocn.ne.jpまでおよせください。


北海道のグループホームの火事について、7人の方が亡くなるという
本当に痛ましい事故が起こりました。
 
今回のような、高齢者施設の火事のニュースを聞くたびに、他人事には思えず、
自分の施設で、火事になった際はどうなるだろうと身震いします。

当施設では、年2回、夜間を想定した避難訓練を実施しておりますが、
全入居者が参加できるような本格的な訓練は、現実的には困難です。
施設側の現実的な対応としては、火事が起こらないような日々の意識づけと、防火設備の点検
が最善の対応だと管理者の立場としては考えておりますが、現場職員は今回のことで、色々と
感じているようです。

自分が夜勤の際、そのようなことが起こった場合、どの入居者から誘導すれば良いの
だろうか、どこに避難誘導すればよいのだろうか、緊急の連絡をどうすればよいのだろうか
などなど、様々な不安が交錯しています。

うちの施設の場合、深夜帯では5名の介護職員と1名の宿直者の計6名が現場を守ってくれています。
入居者の定員数で割り戻すと、一人あたり15名の方を誘導しなければなりません。

それも自ら避難できる方は少数です。とてもじゃありませんが、
この職員数で迅速に避難することは、無理です。
入居者の皆さんが安全に避難できる夜勤者数を配置しようと思えば、
今の職員数の倍は必要かと思います。

高齢者施設においてのスプリンクラーの完備は最低条件として必要かと思いますが、
それだけでは到底間に合いません。

安全に避難誘導しなければならない職員数を配置しようと思えば、国が定める
職員配置基準を根本的に見直し、それに見合った介護報酬がなければ、
これからも火事に対しての悲劇は、起こり続けると思います。 

今回の毎日新聞の社説を読ませて頂きましたが、火災の怖さについては、管理者であれば
おそらく皆さん認識していると思います。

高齢者施設の管理者の方々は、きっと他人事とは思えないできごとと感じていると思います。

その時の夜勤の女性職員のことも考えると心が痛みます。

長々と書きましたが、以上が私の感想です。
ありがとうございました。
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プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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