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子ども・子育て新システムの恐ろしさに気付いていますか

一週間前の日曜日は河内長野保育連主催の学習会に呼ばれ、
「子ども・子育て新システムを介護保険に照らして読む」
と題した学習会講師をした。

本当はその日にブログを書いたのだが、
アップがうまくいかず、なんと消えてしまったので
そのまま書き直しをしないままにしていた。

今日は時間があるので、再度書くことにする。

この「子ども・子育て新システム制度案要綱」は6月25日にだされた。

この内容は民主党政権の子ども施策である。

はっきりいって、とんでもない制度案だ。

保育運動や子どもの貧困問題に関心を持つ人たちは
この制度案を読んだのだろうか。

恐ろしい内容だと私は思う。

わかりやすく、若いママ向けに言うと、こう。

あのさ~
「こども手当」も「保育制度」もいっしょくちゃにして
市町村にお金をがぼっとあげるから、

あとは市町村で考えてさ~
優先順位でやるかやらないか決めてよね、

そうそう、もう保育所ってやめて、
保育所と幼稚園と一緒にしてこども園っていうのにするから。

それでもって、
短時間保育とか、病児児保育とか、休日保育とか、夜間保育とか、
いろんな事業をやってもいいけど、
そのためにはいまの事業者じゃサービス量が少ないから、
営利企業も参入できるようにしておくから、
役所は事業者名簿をわたすからさ~
あとは親と事業者で契約してよね。

それと、その子どもにとってどれだけの保育時間が必要か、
役所で認定させてもらうから、
その時間内で保育サービス使ってよね~

そうそう、
サービスの料金は統一価格にするから、
サービス使ったら応分の負担してよね。

この制度、平成25年からやるよ~


とかいてある。


がぼっと市町村にお金あげるからさ~
というのは「子ども・子育て包括交付金」という名称で市町村にわたされ、
市町村は「子ども・子育て特別会計」という特別会計をつくり、
その会計の枠内でこども関係施策の全てを実施する。

この特別会計というのは曲者で、
枠をきめたら、すべてそこで完結するようになる。

問題なのは、
こども手当てをこの会計にいれるということだ。

こども手当というのは、中学生以下のすべてのこどもの制度。
いまだと、その市町村の中学生以下の子ども数×13000円×12か月が支給総額。

現行の子ども手当の支給総額は2兆2554億円で国の予算は1兆4722億円。

平成22年度社会保障予算は27兆円

内訳は
年金10兆1354億円
医療9兆594億円
介護2.1兆円
福祉5兆780億円

いかに子ども手当予算が大きいかわかるだろう。
とにかく膨大なのだ。半額支給でこれだから、全額支給なら倍の3兆円。

もし、「子ども・子育て包括交付金」に子ども手当がはいってくれば、
保育制度と食い合うのは必然だろう。

そして、
子ども手当はすべての子育て世代への現金支給であり、
保育制度は子どもを預けなければならない勤労世代への現物給付。

これをどう考えるか。

私はだからこの「新システム」は恐ろしい制度だと思うのだ。

まだ、何も決まっていない。
この新システムの本質をもっとわかりやすく社会問題化すべきだ。



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プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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