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フランス最大の労働組合FO「労働者の力」②あまりに悪い雇用状況に苦闘

引き続き、失業問題・雇用問題対策室のシルビアさんからレクチャー。

フランスの労働市場は長年の経済の不安定によって変化してきている。

フランスの労働人口は2700万人。
これは16-59歳人口から学生や病人を引いた理論上の数字。

46%が女性で54%が男性
70%がプライベートセクター(民間企業)
20%がパブリック(公務)
10%が自営業者
で、給与労働者が多い。

雇用率は64%だが、
若年層の雇用率は34%
55-59歳の雇用率は55%で半分は失業中。

フランスでは現在300企業が存在するが、
その93%(279万)は零細(従業員10人以下)で
殆どが1人でやっている企業。

ILO定義で失業率は10%。
15-25歳の失業率は24%で、こんなに高いのは初めてである。

これまでも経済危機はあった。
オイルショックとリーマンショックの違いは何か。
最も影響があつたのは男性労働者と若年者だということで、
若い男性は最悪だ。
いままで失業に直面するのは女性だったが、
今回、サブプライムのように不動産系、建設系にダメージがあったので、
その職場は男性色が強い職場ということで、影響をうけた。

2008年にANPE(失業手当支給機関)とASSEDIC(職業安定所)が合併した。

460万人の失業者のうち失業手当(労使の拠出が財源)を受けているのは半分以下で
受けられない人は失業保険(税が財源)を受ける。
また、失業手当は最大36か月までなので、
それを 超えた長期失業者は失業保険をうける。

これまでのRMI(エレミー、生活保護)はRSA(エレサー)に変わった。
一番の違いは、
RMIは働いていない人に支給されたが、
RSAはワーキングプアにも支給されるようになったこと。

フランスでもワーキングプアが増えてきた。
理由は
①パートタイム労働が増えてきたこと
②ひとり親家庭が増えたきたこと
による。

・・・・・・・・・・・・・

ここで二時間の予定のレクチャーは30分延長の末、時間切れ。

フランスはRMIからRMAに変わり、
これはすなわち、雇用を中心とした失業対策にかわったと思うが、
それに対する評価は?

という質問に対して答えは

「あまりに雇用状態が悪く、それだけでは問題は解決しない」
とのことだった。

まさにね。
フランスも日本と同じような雇用状態を抱えているのだということを実感しました。

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crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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