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鶴見和子さんの本

今日、鶴見和子著「きもの自在」を読みました。

鶴見和子さんは、南方熊楠研究や柳田国男研究でも有名な社会学者。
この「きもの自在」というのは、着物好きには有名な本で、着物で通した鶴見さんの生き方を知る本です。

そして、私は、この鶴見さんが去年7月31日になくなったことを、文藝春秋3月号の多田富雄東大名誉教授先生が書かれた「鶴見和子さんを殺したのは誰だ」という論文によって知りました。

「きもの自在」は1993年出版。
鶴見和子さんはそのとき、75歳。着物をしゃきっと着た写真が何枚も掲載されています。
その2年後に脳出血で倒れますが、
その後もリハビリをしながら精力的に文筆活動をされていました。

しかし、昨年4月の診療報酬改定により、リハビリに制限が設けられ、
脳血管疾患の鶴見さんはそれまで月2回の医療リハビリを1回に制限されその後は打ち切りを通告されたのです。

6月1日の最後のリハビリ後彼女は背中が痛くなり起き上がれなくなります。
そして7月31日死去。
直接の死因は癌だったのですが、リハビリの制限が、彼女の死を早めたのではないでしょうか。


鶴見和子さんの歌。

政人(まつりごとびと)いざ事問わん老人(おいびと)われ 生きぬく道のありやなしやと

寝たきりの予兆なるかな ベッドより起き上がることのできずなりたり



「きもの自在」の中で、鶴見さんは凛とした微笑を読者にむけています。

生きたいと思う人を殺すな

そんな言葉がうかびました。




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