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悪徳ケア付き高齢者マンションが介護保険をくいものにする

今年は介護保険第五期計画策定の年。

ということで
自治体キャラバンでも介護保険は重要課題のひとつ。


市町村の介護保険課長さんからの聞き取りで
大変な事態が起きていることがわかってきた。

改正介護保険法の目玉は「地域包括ケア」。

要介護中重度の高齢者でも
24時間、365日、住み慣れた地域で、
施設に入ることなく、
何かあれば30分以内に誰かが駆けつける
そういうケアが受けられるのが
地域包括ケア、らしい……………

っで
厚労省は
住み慣れた地域で住む家が我が家ではなく
「ケア付高齢者マンション」という形を想定している。

まあ、本音でいうと

施設は費用がかかるから
高齢者ばかり集めたマンションにして
効率よく費用の安い居宅サービスを使わせよう、
って思ってるのだろうけど

そうはいかない事態が地域で進行しているのだ。

大阪の泉州地域の幾つかの市町村介護保険医課長が
口々に言っていたことをまとめると次のようになる。


泉州地域では工場撤退で土地が余っており、さらに地代が安い。

そこに高齢者マンションがいくつも建される。

施工主はどのマンションも同じ。

ここに沢山の高齢者が入居し併設の居宅サービスが限度額いっぱい使われ、
さらに医療も目一杯使われる。


介護保険施設であれば住所地特例と言って、住民票が移されても
前住所の自治体が介護給付費を支払うが
あくまでマンションなので住所地特例は適用されず、
引っ越してきた先の(住民票の移動先)自治体が給付費を支払う。

これが大阪の泉州地域と南河内地域でおこっていて、

大阪府全体の介護保険給付費は
昨年10月から急激にふえているのだという。

そして、南河内のある自治体の介護保険課長が

「高齢者マンションが1つたつと、特別養護老人ホーム1つたつのと同じくらい給付費がかかる」
と言っていたそうだ。

そして入居者の多くが大阪市内からの転入者だという。

こんな話の中で、

ある泉州地域の小規模自治体の課長は、
「どうせ給付がかかるなら、ちゃんとしたケアが確保できる特別養護老人ホームを建設したい」
と言っておられた。

そして、
「大阪府もこのことにピンときていない」と。

たぶん、厚生労働省もこのことに気づいていない。

明日から南河内を歩くので、現状について話を聞きたいとおもっている。


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crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
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着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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