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大阪府は60億を飴にして市町村を操ろうとしている。

昨日、
大阪府国保課に行ってきた。

そして、「国民健康保険に係る府特別調整交付金の見直しについて」を入手。

この資料はすでに大阪社保協ホームページにアップしているので一読を。


「大阪府特別調整交付金」とは医療給付費の1%を国が都道府県に配分し、
都道府県が市町村を支援するための交付金。

大阪府には約60億円が配分されるが、

このこの資料を読むと
広域化と収納率アップ、累積赤字解消のための
「飴」として配分することがはっきりと示された内容となっています。

1頁の一番下に書いてある
「アウトプット評価」から「アウトカム評価へ」というのは、

「行ったこと」より「達成したこと」をより重視すべきだという意味で、
まさに「成果主義」ということ。


60億円をこのように配分する。

・50%は財政の健全化→単年度黒字化と会計の適正化に成果があったところ

・40%は広域化の推進→現年度+滞納繰り越し分収納率アップに成果があがったところ

・10%は保険事業の推進

それも取り組みの成果をポイント化していく。

そうした評価をするとどうなるのか、

4頁に評価方法のイメージ案がある。

具体的なポイントなど詳細は不明だけれど、

その結果としての交付額案が8頁にある。



大阪市 平成22年度交付実績10.5億→23年交付額案19.2億

堺市                  2億→5.4億

東大阪市               2億→3.6億

など大規模自治体は軒並み倍増の一方で、
小規模自治体は半減のところが多くある。


その結果、

大阪社保協と市の自治体キャラバン行動の際に、
いくつもの自治体から不満の声があがった。


「大阪市や堺市は倍増となるが、小規模で収納率の高い自治体は大幅減額になる」

「これまで収納率を高く保つために頑張ってきた自治体への評価がない」

「収納率が高い自治体はこれまで以上に高めることは不可能だ」

「結局、大阪市と堺市が得をしている」

・・・・・などなど。

特に収納率が高い自治体、保険料が比較的低い自治体、
そして小規模自治体(人口10万人以下の自治体)から
この大阪府の交付方法に対する不満が上がっていた。

千早赤阪村などは1700万円が300万円にと6分の1近くに大激減で、
この減額は千早の単年度黒字分に匹敵する。

だから、千早赤阪村の課長さんたちは大激怒だった。

一昨日、
大阪府国保課と電話で話をしたが、

「案だけれどだいたいこれで行くつもり」と言っていた。

小規模自治体の声など聞くつもりがないらしい。

大阪府は60億円を飴にして

「大阪府国保広域化支援方針」を
目標どおり遂行した自治体には多く配分し、
そうでないところには配分しない、
という方針らしい。

これはまさに橋下イズム、だと思う。

自分の考えに逆らうところには徹底的に「ムチ」を与える。

許せない。




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crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
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大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
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