071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

市民は国保のために生きているんじゃない、生きるために国保はある

昨日発信したFax通信。

いま国保で何がおきているのか、

そしてこれは氷山の一角。

声をあげて変えなければ、という思いで、
全文掲載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

四條畷国保黒書~四條畷市国保現場でいま何がおきているのか。

四條畷市は大阪府の東北部に位置し、人口57,397人23,672世帯(平成23年12月末現在)という小規模自治体です。

かつては小規模自治体の特徴として、「高齢者の実態は手のひらに載っている」と高齢福祉の担当課が自治体キャラバン行動などの場で話をするなど、住民の顔が見える行政でしたが、特に介護保険実施後は「くすのき広域連合」となり、広域化の弊害が表れ、地域の実態が市役所に見えなくなりました。さらに国保においては、大阪一国保料減免制度の内容が充実していることは、自治体キャラバン行動資料などでもご承知の通りです。

そんな四條畷市でいま何がおきているのか。

先週1月28日開催の「近畿国保運動交流集会」で、四條畷市の国保料滞納者への容赦ない徴収実態についての発言が阿部佳世・日本共産党四條畷市会議員からありました。
あらためて「四條畷国保国書」として文書にしていただきましたので全文掲載します。

四條畷にはかつては地域社保協がありましたが現在は活動が停止しています。ただ、北河内ブロックの他の6市には全て地域社保協があり活発に活動をされていますので、この問題に対する対応については、北河内ブロックとして連帯と連携で対応していく必要があると考えています。
近く「緊急北河内ブロック会議」を現地四條畷市で開催したいと思います。

四條畷国保黒書

 四條畷では、徴収対策課(国保と市税の徴収を専門にしている)が設置されてから、差し押さえ件数は20倍になりました。

Aさんの場合~生命保険解約や家のローン支払いもやめとばかりに

 Aさんは、トラックの持ち込みで運送の仕事をされています。仕事が3年前くらいからすこしずつ減ってきたのと、燃料代の値上げなどで、徐々に生活が大変になり国保料が滞っていました。奥さんは働いておられません。現在大学生と専門学校生の息子が2人。
 昨年の暮れに、徴収対策課から呼び出しがあり仕事の都合で何回か行けなかったりしましたが、差し押さえの通知の封筒が徴収対策課から送られてきたため、やっと土曜日に特別に相談日をとってもらい納付相談。それまでも、保険料が高く(1期分平均して4万3千円)毎月1万5千円の分納をしていた。今期に入って収入が大きく減ったため減免もし、保険料は1期2万8千円くらいにはなっていた。滞納分が多いため1万5千円では中々追いつかないので減っていく保険料、ひと月4万くらいは払えないかと言われた。家のローンもあり、ギリギリだというと、その時は、話しにならないと言うことで、とりあえず納付書が欲しいと言っても、出してもらえずに帰った。また、その時には、「調べさせてもらったけれど、生命保険料を払っているので、それをどうにかできないのか、また、家も持ち家でしょう。ローン払ってるんですよね」と、そういう言い方をされた。奥さんの働いていないことも指摘されたけれども、家の外で、働くのは難しい状態だと言う。
 1月に相談に来られた時は、どうにか払いたいと思っているのに、納付書がもらえなく、払っていないことが奥さんの精神的な負担になっている。とにかく、払いたい。と言うことでした。窓口は、プライバシーが保たれていないし、すぐ後ろに待っている人もいていやだ。というので、課長に控え室に来てもらい、話しをしましたが、「とにかく減らしてもらわないと話しにならない。4万円が払えるように、してほしい。生命保険も、まだ解約していないですよね」と、解約を迫られましたが、運転の仕事をしているので、自分の分は家族のことを考えても止める訳にはいかない。その時は、生命保険の減額をすることを約束させられて、とにかく11月からの納付書、3ヶ月分をもらって帰りました。
 とにかく、窓口に行くことが精神的に負担なこと、窓口の物言いがまるで冷たく事情を行ったとしても、聞いてもらえない。とにかく、払ってくれ。というばかり。「生命保険なんとかします。」と帰られました。
 「何とかなったら、また、納付金額を考えましょう」と、課長がいい、その日は帰られましたが、課長に聞いたところ窓口で冷たい対応はしていない。しかし、来る人に後ろめたさがあるから、そんな風に聞こえるのではないか。と言うことでした。

Bさんの場合~自殺したお父さんの葬祭費も滞納理由に拒否 

民商から、「Bさんの旦那さんが1月11日に自殺されたんよ。お葬式も出せなかった。」という話を聞いて訪ねました。そのとき伺った話です。
 小学生から18歳まで6人の子どもがおられます。奥さんは身体の余り強くない方で働いてはおられません。建設関係の仕事をされているBさんの旦那さんは、仕事はどんどん減り、下請けに払うお金はあっても自分の仕入れの支払いが滞ってしまい、それを苦にされて1月11日仕事に行くと家を出たまま帰らぬ人となってしまいました。
 奥さんは、とにかく色んな手続きや、何かで大変な思いをされましたがとにかくお葬式は出したいと国保の窓口に行かれました。窓口では、「滞納があるので葬祭費を出すかどうかは徴収対策課で相談して下さい」言われるがまま徴収対策課に行くと、滞納があるので葬祭費は出せない、これからの、納付相談を先にして下さい。と言うこと。突然の夫の死で、心も身体もくたくたな上に、納付相談をしないと、葬祭費は出しません。結局お葬式は出せませんでした。出産一時金は滞納があっても出すそうですが。納付と給付は別なのではないでしょうか。
 Bさんも、窓口には行って納付の相談をしなければいけないが、また、先日のような窓口の対応なら行くのはしんどいから行けない。と言われます。
 お兄ちゃん2人が、学校やめてもお母さんを支えると言っていますが、少し元気が出れば生活の相談もしていかなければと思っています。

Cさんの場合~ガン手術の高額療養費で滞納国保料の支払いをしろと指導 

議員団控え室に、Cさんのお母さんが突然飛び込んできたので何事かと思ったら。娘のことですが・・と、話されました。娘さんは36歳、48歳の夫と5年前に結婚。前夫との間に中3と、小3の2人の子どもがある。夫は2年前にがんの手術をし、又再発して3ヶ月前から入院している。本人は、現在パートで働き付き7.8万の収入。そこから国保の分納を1万円ずつ払っていた。しかしその日、お母さんは、仕事で役所に来れないCさんの代わりにCさんの夫の高額療養費を受け取りにきていた。国保の窓口で「高額療養費は一応出しますけれど、そのまま徴収対策課へ行って下さい」と言われ、徴収対策課では、「今日は出たけれどもそのお金はほんとは先にこっちへ払ってもらわなあかん。払ってもらわないと差し押さえと言うこともあります」と、言われた。すぐに差し押さえと言う言葉を言う。「私は本人ではないし、このお金がなかったら、ガンの末期でもう余命も告げられている娘婿の入院費も払えない。こんなひどいことを役所はするのか。」と、徴収対策課からそのまま控え室に上がって来られました。とにかく、その日はそのまま帰られましたが、Cさん本人はフルタイムで働いているので、中々役所へ行けない。再三の呼び出しがあっても、くらしのためには働かなあかん。役所はむかしはもう少していねいにやってくれた。今みたいに他のこともしながらコンピューターで資料を出して「はい。滞納はこれですよ。と出す。余りの冷たさに思わず来た。と言うことでした。


スポンサーサイト

プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー&アーカイブ(Tree)

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

+ アーカイブ
 

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク