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大阪市敬老パスは市営交通であるかぎり8億円あれば現状維持できる

大阪市政改革プラン素案には2万8千ほどのパブリックコメントが寄せられた。

これは大阪市始まって以来の数。

そして、大かたは「存続」「廃止・削減反対」の声。

それで橋下市長はなんといったか。

「この数でも市民からいうとごく一部分」・・。

あんたそういうと思ってましたわ。



さて、本題。

私はかねてより大阪市の敬老パスについては眉つばと思ってきた。

「89億円」を大阪市の一般会計から交通局会計に入れているのだけれど、
この「89億円」の根拠は何か。

大阪市役所に行って、決算書も全部みたけど、わからない。

なので、大阪市市政改革室にメールで「89億円の根拠を教えてほしい」とメールした。

そして、返ってきた回答が以下。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


●交付金

(福祉局から交通局に対して、敬老パス利用実績に基づき支出する大阪市営交通(地下鉄・バス・ニュートラム)の乗車料金。)

8,184百万円

●事務経費

(新規・更新・継続利用等の手続きを行うための帳票作成、印刷、発送、業務委託、システム管理にかかる経費及び敬老パス(ICカード)発行にかかる経費等。)

805百万円

計8,989百万円

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つまり、82億円というのは、1年間の利用者×回数という実績で逆算した運賃。


でも、考えてみてほしい。

地下鉄もバスも、高齢者のために運行しているのではない。

70歳以上高齢者が敬老パスを使って乗ろうが、乗るまいが
地下鉄は、バスは、走る。

実際に必要な経費は8億円にしかすぎない。


この敬老パス事業というのは、
もともと交通局の赤字部分を一般会計繰入で埋めようとして始まっている。


今、大阪市交通局は大黒字を出している、日本で唯一の公営交通だ。

もう、一般会計から繰り入れて消す赤字はない。

だから、結論からいえば
大阪市交通局が大阪市の物である限り、
もう82億円の繰入は不要で、
実質的な経費は8億円でいいのだ。

大阪市交通局の市営地下鉄はもうかっている。
だから、私鉄は欲しい。
でも、採算の取れないバスはいらない。


大阪市交通局である限り、地下鉄でもうけてバスの赤字をカバーする。

それでいいじゃないか。



大阪市には結構交通の便が悪い区域が沢山ある。

大正区なんて、典型的な交通過疎地域で
区の北側にJRと地下鉄の駅があるだけで、
主要な交通網はバスと、そして渡し舟だ。
この渡し舟は市営。

赤字もあれば、黒字もある。
でも全体として交通局は黒字なんだから、
これの何がわるい??

そして敬老パスも実質8億円だけで継続できる。


それからもっと言えば、
交通費負担は年金生活の高齢者にとって、もっともしんどい支出だ。

だから、交通費の心配なく外出できるというのは
「究極の介護予防」なのだ。

高齢者にとって一番よくないことは、「ひきこもり」。

足腰にとって、そして脳にとっても、精神にとっても。

だから、
橋下みたいに「歩けばいい」なんてことをいうやつ、
ほんとうに「愚の骨頂」だ。


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crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
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