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中塚さん、書いてくれてありがとう

何人か、この間のお付き合いの中で
とても信頼しているマスコミ関係の人がいるのだけれど、

朝日新聞大阪本社記者である中塚久美子さんもその一人。

彼女とは、2008年夏に、電話取材を受けたのが初めてで、
その後初めてお会いしたのが2008年12月、東京立教大学であった「子どもの貧困シンポ」の会場。

そして、事あるごとに
いろんな相談をしたり、講師依頼をしたり、取材協力をしたりして
かれこれ4年ほどのお付き合いとなる。

2008年は、あの「無保険のこども問題」で大運動をした年。

彼女は、最初からこの問題を「子どもの貧困問題」として取材し、報道した。

そして、その後も彼女は貧困の中で育つ子どもたちのことを取材し、
そうした子どもたちを支援しょうとする様々な取り組みの現場を取材し、
さらに、イギリスにも飛び、子ども支援の現場も取材され、
朝日新聞で発信をしてきた。

そうした取材を踏まえ、彼女が書いた本がかもがわ出版から今月出版された。

中塚久美子さん本

私は彼女から先週木曜日に「送るので読んでほしい」というメールをいただき、
そして金曜日に事務所に届いたので、土曜日の移動の途中に一気に読んだ。

つくづく、
彼女の問題意識と私の問題意識はかなり重なると感じる。

これは2009年度の子どもの貧困率データで、日本は15%

15%というのは、こども7人に1人は貧困ということだから、かなり高い。

各国のこどもの貧困率


そして問題なのは日本の場合、
所得の再分配(税や保険料を徴収した後に社会保障制度によって給付)すると
余計に貧困になるという逆転現象がおきている。

これは国保料などの社会保障保険料があまりに高額だということがとても大きい。

再配分後のこどもの貧困率


これはまさに、国と地方自治体がやっていることが
全くこどもの貧困の解決にならないどころか、拍車をかけている、ということ。

そうしたことにより具体的な事例を中塚さんの本は丁寧に追いかけ、
そして新聞記者らしく、丁寧に当事者からの言葉を聞きとっている。

そして、彼女のこの本の素晴らしいところは、
こうした子どもの貧困に向き合い、支援しようとして取り組んでいる団体や個人を紹介していること。

その中に、私の知っている人たちや団体の名前が沢山でてくるのはとてもうれしい。

彼女の本を読んで、
どうすれば私たち社保協の分野で
子どもの貧困問題に向き合い、運動していけるのかをずっと自問自答している。

いずれにしても、
大阪社保協として、「こどもの貧困」を柱においた横断的な取り組みをしていかなければと思う。

そして去年からずっとしたいと思って彼女に相談しているのが、

「大阪、こどもを大切にする自治体ランキング」。

その内容は

①こども医療費助成
②妊婦健診
③就学援助
④学校給食
⑤ワクチン助成
⑥保育所待機状況
⑦学童保育
⑧一人親施策
⑨国保料子育て世代への減免制度
⑩その他独自の子育て施策

全部点数化して積算してランキングをする。

これ、やっぱりどうしてもやらなあかんよねえ、
大阪社保協だからこそできることだもの。


中塚さん、書いてくれてありがとう。

しっかりとあなたの言いたいこと、書きたかったことをうけとめて、
私たちのたたかいをすすめていきたいと思います。









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プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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