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国は本気で介護保険福祉系サービスをつぶしにかかっている!!

2月6日、社会保障制度審議会介護給付費分科会が開かれ、
第6期の介護報酬改定案が出された。

介護報酬改定案はマイナス2.27%と書かれているが、
とんでもない。

まえまえから、
今回は特別養護老人ホームやデイサービスは大幅引きさげになるだろうと
予測はされていた>

私も、専門家ではないし、
ザーッとしか見てないけど、

例えば特別養護老人ホームの基本報酬

要介護度3 現行723単位 → 682単位になるとどうなるか。
地域によって1単位の金額が違うが10円として、
7230円-6820円=410円×365日≒15万円
80床の施設だと、
15万円×80人≒1200万円。
基本報酬の引きさげだけでこうなる。
1200万円というのは、ほぼ職員3人分の人件費だ。

私たち大阪社保協介護保険対策委員会で
特別養護老人ホーム施設長をしているメンバーは
たぶん職員のリストラや非正規化がすすむだろうと。

そうすると、ひとりひとりの職員の任務はさらに過重になり、
辞めていく職員が増える。

国は介護職員の給与については
月1万2千円アップができるように処遇改善加算をつけたと言っているが、
いまでさえ少ない職員がさらに少なくなれば、
少々給料が高くなったところで、焼け石に水だ。
働く人がいなければ、サービス提供はもちろんできない。

国は、介護保険を
医療費の適正化の中で、
病院から退院させる患者の地域での受け皿としての位置づけをしている。

つまり、安上がりの患者のケアとしての介護だ。

だから、医療系サービスは新規で報酬をつけたり、増やしたりしている。

通所介護、デイサービスは大幅ダウンだが、
通所リハビリはアップ。
さらに小規模多機能で看護が提供される場合は加算が新設。
訪問看護ではステーションからの介護の基本報酬は若干ダウンだが、
病院診療所からの訪問介護はアップ。
さらに中重度の要介護者への看護には強化加算が新設された。

福祉系サービスは軒並み大幅ダウンの一方、
医療系サービスはアップや新設が並ぶ。

本気になって福祉系サービスをつぶし、
医療の下請けを介護保険でやるのだという報酬になっている。

でも、医療だけでは人は暮らせない。
生活とは「生命を活性化させる」ことだ。
ただ生きているだけではなく、
活性化する毎日は
医療ではなく、福祉的ケア、暮らしを支えという取り組みが必要なのだ。

はっきりと、
今回の報酬改定は、
高齢者が地域で生きていくための暮らしをささえるサービスをつぶすための改定だといえるだろう。

何が地域包括ケアシステムだ!!


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crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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