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シンママ(シングルマザー)を襲う4つの複合的困難

本格的にシンママ支援をはじめて丸一年・・・・。

彼女たちには次々と困難が降りかかることに言葉を失う。

シンママ世帯は本当に貧困だ。

子どもの貧困率は16.3%で6人に一人が貧困なのだけれど、
シンママ世帯の貧困率は6割近い。
半分以上貧困なのだ。

子どもの母子家庭の貧困率

シンママ家庭の貧困、困難は複合的なものだ。

まず、若い人たち、現役労働者が貧困だということ。

先日発行した「税と社会保障一体改革ハンドブック」にデータをいれたのだけれど、
なんと現役労働者で年収200万円以下が1834万人(2013年度)もいるのだ。

シンママはほとんど働いているので、
もちろんこの1834万人の中にいる。 

そして、女性が貧困だということ。
女性は年齢関係なくずっと賃金が低い。
    
gn-20140608-08.gif

そして、社会保障制度の貧困

シンママへの現金支給は、
生活保護以外だと児童手当・児童扶養手当・就学援助ぐらいしかない。
社会福祉協議会がやっている福祉資金も
奨学金も
みんな借金なので、返済しなければならないため、
使えないケースがほとんどだ。

そして、シンママには社会からの厳しい目が追い打ちをかける。

「結婚も出産も離婚もみんな自分で選んだんやろ、自己責任だ」という声と目だ。
これがシンママを精神的に追い詰める。
シンママは精神を病んでいる人が多い。

私は、こうした日本のシンママの置かれている現状を知るとき、
2010年訪問したフランス「全国家族手当金庫CNAF」からレクチャーを受けた時のことを思い出す。

「全国家族手当金庫 CNAF クナフ」は
その名の通り、子育てをする家族に様々な角度からアプローチし、
様々な手当てをここから支給しています。

やっていることは

1.少子化対策 
2.多子・大家族対策
3.住宅手当
4.ひとり親対策(主に母子家庭対策)
5.こどもの貧困対策
6.こども手当支給
7.女性が働き続けるための対策(さまざまな保育方法の選択ができるように)

の7点。
あの日本でも一瞬あった「こども手当」はこの政策の一つですね。

制度の詳しくは私のブログのここと、ここをみていただきたいのだけれど、

子育て支援と貧困対策は
原因が複合的だからこそ、複合的な施策を展開している。

こうした取り組みによって、
フランスは特殊合計出生率は2.0を超えた。

私はこの時のブログの中でも書いているけれど、
この全国家族手当金庫の最高責任者の方からの言葉

「私たちは常にリサーチセンターをもち、データ分析をしている。
相手を説得するためにはインパクトのあるデータがなければならない。
そしてエコノミックなアナライズは最も重要だ。」

2010年以前も私はとにかくエクセルマニアで、
情報公開と独自アンケートでどこでもない資料・データを作っていたが、
この言葉をいただいてから、一層情熱をもってデータづくりをしているのです。








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プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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