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おでんは私の食の元風景

東京に泊まるとき、よく行くお店がおでんのお多福です。

入谷で会議がよくあるのでそのままバスにのり、2駅先にあります。

創業100年を越える老舗で、
でも老舗の堅苦しさや変な格の高さがなく、
私のような女性一人でも
ふらりと立ち寄っておでんをつついて熱燗やビールを飲める敷居の低いお店でなのです。

私はきものを着ているので
二回目からは常連さん扱いにしていただき、
常連さんだけの一品サービスのあてを出していただいています。

私はカウンターでおでんが静かに煮えているのを眺めながら
お店の方やはじめて会う常連さんとお喋りをするのが楽しみです。

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昨夜はカウンターの一番左端に座ったのですが、
そこにおいてあった、
26年前に大将の船(本当はつくりが公)大工安行さんが書かれた
「おでん屋さんが書いたおでんの本」を手に取り斜め読みをしたのです。

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そのなかに「日本人の食の故郷」という章があり、とても共感しました。

私にとっても、食の元風景は母が作るおでんです。

今でもしっかりと覚えている風景があります。

私がまだ幼かったころ。

外遊びが好きな私は、いつも家の前の小さな路地で遊んでいました。
友達が一人二人と家に帰っていき、
なんとなく心寂しくなった秋の夕暮れ時に、
家のドアを開けると、おでんの匂いがして、
あ、今日はおでんなんやなあと、寂しさがふきとんで、暖かな気持ちになったこと。


私が母となってからも、
私がおでんを炊きはじめると、息子たちが寄ってきて、 
あー、おでんの季節やな、楽しみやなー、

昔は練り物や竹輪が好きだった息子たちが、
いつしか、

おでんはやっぱり大根と厚揚げやなーというようになり、

それでも相変わらず
すじはようけいれといてなー、
と何だかんだと言いに来るのが面白い。

お出汁は昆布と鰹節でたっぷり取り、
あといれるのは酒とみりんと醤油と砂糖だけ。
薄く味をつければ、
あとは具材達がいい味を出してくれます。

大鍋に一杯炊いても、底が見えるほど食べ尽くしてしまう我が家のおでん。

そろそろ、おでん炊きましょうかねえ。





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プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

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