FC2ブログ
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

こんな医療ありえない

10月4日
社会保障審議会・後期高齢者医療のあり方に関する特別部会が開催
「後期高齢者医療の診療報酬の骨子案」がまとめられた。

その内容をみていくと、
後期高齢者医療診療報酬の方向性が見えてくる。

注意すべきは、
「情報共有」
「評価」
「そのための診療報酬のあり方を検討」
などの言葉が何度も何度も繰り返し出てくるところ。

「情報共有」と「評価」を何のためにするのか
・・・やはり、高齢者の医療情報を把握し、
退院にむけての「計画」を作り、
「計画通りにいくかいかないか」を総合的に評価する。

まさに、
介護保険の軽度者に導入された「介護予防」部分と重なり合う。


★外来医療

(後期高齢者を総合的に診る取組の推進)

 ○主治医は次のような役割を担うことが求められている。 
  ・患者の病歴、受診暦や服薬状況、他の医療機関の受診状況等を
   集約して把握すること。
  ・基本的な日常生活の能力や認知機能、意欲等について
   総合的な評価を行い、結果を療養や生活指導で活用すること。
  ・専門的な治療が必要な場合には、適切な医療機関に紹介し、
   治療内容を共有すること。
   
  主治医がこのような取組を進めるための
  診療報酬上の評価の在り方について検討すべきである。

  →これこそ
  後期高齢者医療制度の柱の一つである「包括医療」の入り口とし   て、
  介護保険でいうケアマネジャー的役割を
  主治医(地域の開業医)にさせるという私たちの予想通り。

★入院医療について

 (退院後の生活を見越した計画的入院医療)

  ○ 後期高齢者の生活を重視するという観点からも、
   慢性期のみならず急性期を含む入院医療において、
   患者の基本的な日常生活能力、認知機能、意欲等について
   総合的な評価を行うとともに、
   後期高齢者の入院時から、地域の主治医との適切な連携の下、
   退院後にどのような生活を送るかということを念頭においた
   医療を行う必要がある。

   退院後の療養生活に円滑に移行するためには、
   個々人の状況に応じ、
   退院後の生活を見越した診療計画が策定され、
   それに基づく入院生活が提供されることが重要であり、
   このための診療報酬上の評価の在り方について検討すべきである。

  →入院したとたん、退院のための計画を作り、
    計画に基づいた医療が行われているかどうかを評価し
    診療報酬がきめられる??
    たとえば退院時期が決定したら、
    計画より早く退院したら加算で、遅く退院したら減算なら
    あなたが経営者ならどうする???

 
★終末期における医療について


  (終末期の医療)

  ○患者が望み、かつ、患者にとって最もよい終末期医療が行えるよう、
   本人から書面で示された終末期に希望する診療内容等について、
   医療関係者等で共有するとともに、
   終末期の病状や緊急時の対応等について、
   あらかじめ家族等に情報提供等をおこなうことが重要であり、
   これらの診療報酬上の評価の在り方について検討するべきである。

  →終末期に希望するって、どういう死に方がいいかを
   元気なうちに文書に書き残すっていうこと?
   それを医療関係者があらかじめ持っていて
   いざというときに家族にみせるって、
   そうしたら診療報酬がつくって・・・むちゃくちゃだ
 

  (疼痛緩和ケア)

 ○緩和ケアについては、
  入院、外来、在宅を問わず、
  疼痛緩和を目的に医療用麻薬を投与している患者に対して、
  計画的な医学管理を継続して行い、
  かつ、療養上必要な指導を行うことを評価することで、
  質の高い療養生活を送ることができる体制を整備する必要がある。  また、在宅ターミナルケアで使用する医療用麻薬の服薬指導に当たっては、
  患者宅での適切な保管管理、廃薬等の方法について、
  調剤した薬剤師が患者およびその家族への指導を行うとともに、
  定期的にその状況を確認していくことが必要であり、
  このような取組が進むような診療報酬上のあり方について検討するべきである。

 →厚生労働省の本音「病院以外で死んでくれ」そのままに、
  在宅でのターミナルケア、モルヒネなどの投与・管理まで
  家族にさせるという内容。
  
  また、「在宅」と厚生労働省がいっているのは
  「病院以外」という意味

  たとえば特別養護老人ホームでも有料老人ホームでも
  グループホームでもケアハウスでも老人アパートでも

  施設でターミナルケアなんてできる??
  いま福祉施設の看護師不足がどれだけ深刻なのか知ってる?

  町のお医者さんはみんな「有り得ない」「できっこない」といってます。

  でも、有り得ないことを本当に考えるのが厚生労働省だし今までもやって来た。
  
  なぜって
  彼らは机上の計算しかしないから。
  現場を知らないから。

  現場に近い私たちが声を出していくしかない。


スポンサーサイト



コメントの投稿

secret

COMMENT

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

crecre

Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
大好きなものは・・・
着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
性格は・・・非常に前向き、後ろは殆ど振り向きません。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー&アーカイブ(Tree)

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

+ アーカイブ
 

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク