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書籍「格差社会の克服」に私の名が・・・

神戸大学・二宮厚美教授の近著
「格差社会の克服~さらば新自由主義」(山吹書店)の
あとがきに
私の名前が出ていると
何人もの方にいわれ、
ネットでジュンク堂から取り寄せた。http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0001021966

「あとがき」で
二宮先生がなぜこの著書を執筆されたのかを書いておられるのだが、
そこで
私が今年2月に
大阪自治労連主催自治研集会分科会で発言した内容について触れられている。

私はそのときこんな話をした。

・・・・・・・・・・・・・・・

2006年6月、全国の役所に高齢者が押しかけた。
手には住民税・国民健康保険料・介護保険料の決定通知・納付書を持ちながら。

国の税制改悪の影響が、
住民税・国保料・介護保険料値上げという形で高齢者・年金生活者を襲ったためだ。

高齢者を襲った税の改悪は3つ

公的年金等控除の削減
老年者控除の廃止
高齢者に対する住民税非課税措置の廃止

この高齢者・年金生活者への税制改革により、
住民税が「非課税」から「課税」となったために、
国民健康保険料と介護保険料が大幅に上がった。

「年金が1円も上がっていないのに、むしろ下がっているのにどういうことか」
「なんかの間違いではないか」
「ようこんな計算ができたな」と。

さらに大阪市では国民健康保険料の計算方式が
「市・府民税方式」から「旧ただし書方式」に変わったこともあいまって
6月下旬の2週間で12万4千人もの市民が押し寄せた。

そして大阪市の高齢者はみな口々に

「ここで死んでやる!」
「区役所の前で首くくってやる!!」
「首くくる縄かけるから枝振りいい木はどれなんや!!!」

と担当者にくってかかった。

あるおばあさんは
がっくりと肩を落とし
「明日からどうやって暮らせばいいのか、これ以上削るものがない」とつぶやいた。

私たちは
こうした声を上げる人々の暮らしが本当に分かっているのだろうか。
私たちが
明日の暮らしをどうしようと
そんな貧困を経験したことがあるだろうか。

・・・・・・・・・と、こんな話をした。


二宮先生は「あとがき」にこう書いておられる。

こうした「死んでやる」の言葉に
窮乏の奥底から響く声を聞きとらなければならない、
そして
「死んでやる」の言葉を発するほどの貧しさの奥深さを
私たちは想像力を動員して
つかみとらなければならない

そして、

「死んでやる」の言葉には
庶民のしたたかな知恵と力が秘められている。
なぜなら「死んでやる」とは
生きることの苦しさを当人につきつけた加害者にたいする
最期の抵抗を物語るものである

そして
この本を執筆した拠り所は
この抵抗精神にある。
格差社会の構造や問題点は
それに抵抗する人々の視点にそって明らかにされなければならない。

・・・とかかれている。

私があの時語った言葉を
研究者である二宮先生がストレートに受け取っていただき

そしてこの本を書いていただいたのだと
うれしく
そして
私は目の前にいる人々の声を

もっと語り、
発信しなければと

肝に銘じた。






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Author:crecre
大阪の社会保障のことなら何でもまかせて・・・といえるようになりたいと日々勉強勉強
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着物、旅行、露天風呂、読書、映画、足つぼマッサージ、料理(なんでも作ります。特にパスタははっきりいって、そのへんのイタリアンには負けませんし、時間さえあればピザも生地から、餃子も皮からつくります。煮物も大得意です。最近パンも焼いています)
大好きな人たちとの楽しいおしゃべり+美味しいお料理。
表計算ソフトのエクセル・統計が大好きです。
大切なものは・・・もちろん2人の息子、そして三匹のにゃんず。
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